東京 2日目
こんにちは。京北商会 山口です。
なんか、変な天気が最近続きますね。
前回のブログを書いている時も台風が来ていたと思いますが、また18号がやって来ているみたいです。
東北を直撃するような変わった進路の台風がきたり、今年は台風が多いような気がするのですが、気のせいでしょうか?
この各地で甚大な被害を及ぼしている今年の台風でも、僕の住んでいる京都は大した被害もなく事なきを得ています。
流石、元都ですね~。
昔の人は大した機器も無かったのに、京都がこんなに災害の少ない土地というのが何故、解ったのでしょうか?
不思議です!!
さて幕張メッセのことを書いてから、時間が開いてしまいましたが、東京に行った2日目のお話です。
LOGLOAD
まずは、代官山のLOGLOADに行ってきました。
ここは敷地面積3200m2の広大な敷地に色々なお洒落な店舗が立ち並ぶ四季折々の花と緑を見ながら散歩できる商業施設です。
元々は東横線の電車が走っていたところで、その記憶を残すという意味で「LOGLOAD」のロゴマークの上に線路マークが入っているのだそうです。
この商業施設、カナダ政府の介入のもと、カナダの木材が壁から屋根からベンチに至る隅々にまで使われています。
しかも、お洒落!!!
この日、訪れた時間は結構早かったのですが、多くの方がブレックファーストに来られてました。
電鉄の跡地など、普通は、おいそれとは使わせて貰えないでしょうから、
木材を多く利用するポイントは、やっぱり市町村との連携・協力が不可欠であるのでしょうね~。
また、木材を「どう見せるのか」「どう使ったら見せれるのか」にもポイントがある気がしました。
やっぱり、「お洒落である」というのは大きな力です!!
HOUSE VISION 2
次に向かったのは、「HOUSE VISION 2」
ここは、「企業と建築家やクリエーターが協力して家のあり方考えながら未来を具体化してみる」をコンセプトに行われているイベントです。
近畿からは奈良の「吉野杉の家」が展示されていました。
特に印象的だったのは、杉皮で一面覆われた壁で出来たトイレ!!
ちょっと原始時代にタイムトリップしそうな感じは受けましたが、
杉皮を外壁ではなく、家の中の壁に使うなんて、恐れ入りました。
トイレの壁に使用すると消臭効果も期待できそうですね~
どこの製材所も木材の皮の処理に困っていたり、杉皮の需要も減ってきているので、需要の回復や再利用の打開策の一つのアイデアにならないでしょうか?
この建物、何で出来ているか解りますか?
建築資材でよく使われている、極平凡な90角なんです。
それを組むだけで、建築物の出来上がり!!!
凄い発想です。
デスクも組むだけで出来上がりで関節照明も出来ています。
一番インパクトがあったのが、この建物!!
ドラえもんのスモールライトで人が小さくなったのではないです(笑)
木が大きいんです!!
大きいと言っても実は吉野桧の断面を木目1本1本までスキャンし20倍に拡大した凸版印刷なんです。
インパクト一番でした。
ここでも発想力が大事だと感心させられました。
振り返って
こうして土曜日の早朝から京都を出て、日曜日の夜まで動き回る、慌ただしい1泊2日の研修?旅行でしたが、リフレッシュは勿論出来たのですが、
「見せる」
という考えを改めて考えさせられたものでした。
既存の考えに囚われていたら何も始まらないのですね~
頭を柔らかくして、今日からの仕事に頑張って行きたいと思います。
先輩、お忙しい中、誘って頂いて有難うございました。