いろんな税収が考えられているんですね!!
こんにちは。京北商会 山口です。
京都市が新たな税収を検討しているみたいです。
その名は「宿泊税」。
この税収は税額は違えども、東京や大阪では先行して導入されています。
税収額が東京100~200円、大阪100~300円
すくな!!っとお思いでしょうが、東京や大阪のような観光客が多く訪れる地域では効果絶大でしょうね~。
大阪では、課税額は宿泊料金に応じて税額を課す方式を採用しています(1万円以上~が課税対象)が、京都では税額はまだ未定ですが、公平性の観点から宿泊料金が1万円未満の低価格帯の施設も課税対象する方式を検討しているようです。
これは、インバウンドの増加などを受けてのことでしょうね。
京都市はこの宿泊税で増収20億円を試算しているみたいです。
ロシア赤松には輸入関税です。
さて、税と言えば、京北商会が製材しているロシア赤松にも輸入関税が掛かっています。
ロシア赤松に掛かっている輸入関税は
2007年6月以前は6.5%でした。
それが2007年7月に20%に増税されました。
続く2008年には4月には25%に増税されています。
2009年1月には80%を想定されていましたが、これは頓挫しています。
そこから、現行の25%まで変更されていません。
簡単に表にまとめると以下のようになります。
年代 | ロシア赤松 輸入関税額 |
~2007年6月末 | 6.5% |
2007/7/1~ | 20% |
2008年4月~ | 25% |
2009年1月~ | 80%を検討していたがupせず |
現在 | 25% |
注目するのは、2009年1月~予定していた80%の輸入関税です。
この大きな変更を予定したことにより、輸入禁止まで囁かれ、日本国内でロシア赤松丸太を製材している製材所は半減または丸太の製材から半製品(板の状態で輸入されている板)の製材に方向転換し台車(丸太を製材する機械)を撤去してしまった製材所が多数出てしまいました。
理由は簡単です。
製材しても80%の関税が掛かってしまうとコスト的に合わない!!
単純に原価が倍近くなるんですかね、無理と捉えてやめてしまう理由です。
まだ輸入されているんです!!
実際は世界貿易機構(WTO)に加盟していなかったロシア(旧ソ連)は加盟するために80%の増税を取りやめました。
80%という高い関税はWTOの規約に違反する関税だったので増税すると加盟出来ないからです。
そうした状況を経て現在に至っていますが、80%関税問題は今もその後遺症ともいうべき事柄を残しています。
僕がある地域に営業に出向くと
「ロシア赤松なんて、まだ、輸入されてるの?輸入されていたとしても、この辺りでは、その話はしないでくれる?また、ロシア赤松に戻されては折角、違う材種に変えたのに、迷惑なんよ。」といわれてしまいました。
そして、ついこの間は、ロシア赤松に関して電話で兵庫と東大阪の方から問い合わせがあったのですが、
第一声が2電話とも「ロシア赤松って、まだ輸入されています?」でした・・・・・。
燃えますね~~
京北商会の知名度を上げることがロシア赤松の知名度を上げることに起因するはず!!
京北商会は、ロシア赤松が、その輸入関税問題、輸入禁止になるかもしれないといった状況下でも製材を止めることなく今もなお丸太から製材していますよ!!!
日本全域でも数少なくなったロシア赤松を丸太から製材している製材所「京北商会」です!!